プレスセラミックス
プレスセラミックスの主成分である二ケイ酸リチウムは曲げ強度360~400MPaを有するセラミックス材料で、高温で熱することで溶融する特性があるため、メタル同様に鋳型にて成型することが可能な素材です。単体の歯冠を製作した場合には非常に高い耐久性を持ち、コストパフォーマンスも大変優れています。
プレスセラミックスの特徴
- 見た目が良く、ほとんど変色しない。
- プラス、ポーセレン築盛で審美性が大幅にアップ。
- 汚れ(プラーク)が付きにくい。
- 強度が高いため、かみ合わせの強い方へ有効。
- オールセラミックインレーも可能に。
IPS e.max
IPS e.maxは、高い強度と高い審美性を兼ね備え、ベニアからロングスパンブリッジまであらゆるオールセラミックスの臨床ケースに対応しています。e.maxの素材、ニケイ酸リチウムは二軸曲げ強度平均500MPaという高強度であることから、咬合面の切削量1mmのクラウンも製作可能です。
Ivoclar Vivadent EP-5000 EP-5010
弊社ではプレスセラミックス専用のシンタリングファーネスを導入しています。プレス専用セラミックスを装着することで適切に温度管理され、最適な技工物を製作することが可能です。